丸太の形をした柔らかいチーズ。
表面には炭がまぶしてあり、味わいは若いうちは酸味があり爽やか、熟成するとほっこりとしたコクと旨味が出てきます。
作り手は、斎藤愛三(なるみつ)さん。
酪農一家である斎藤家の役割分担は、愛三さんのご両親と兄夫婦が牛の世話のほか、酪農の基本である土づくりや草づくり。愛三さんは「幸せの牛のミルク」と呼ばれる最高の牛乳を原料に、チーズづくりに励んでいます。
厳冬期の夜間以外、できる限り外での放牧にこだわる斎藤家の牧場は、牛1頭に対して1ヘクタールの土地の広さで牛たちはストレスフリーです。
「マルタ」は、寒い時期の濃厚で甘味の増す牛乳でつくられます。